熊本の極真空手道場
極真会館 熊本県 早田道場のブログ
投稿者 早田 信
2021年12月26日
極真会館 熊本県 早田道場 の
対戦型交流試合を行いました
年末の一番忙しい時期で、
皆さんにご迷惑をかけてしまうのは
承知してましたが
今年はコロナ制約で道場主催の試合を行えず
道場生に有意義な経験をさせてあげられず
どうしてもその機会を作りたいと考え
コロナ禍の制約を守るための条件を鑑みたら
この日しか開催出来ませんでした
ご参加いただいたみなさんにはご理解いただき
本当に感謝しております
また、前日に審判講習に参加下さった
審判員の皆さんありがとうございました
この行事は早田道場祭と名付けました。
大会ではなく祭にしたのは以下の思いからです
勝ち負けにこだわりすぎない対戦をし、
自身の稽古の成果を実感していただきたい
学年や性別のカテゴリーに縛られず、
自身と相手が成長できる対戦をしてもらいたい
経験値を高めるために数回対戦してもらいたい
このような思いです
また、感染予防から、
選手１人につき親1人しか入場出来ない大会も多く
お子さん・お孫さんの試合を
生で見られない家族も多くいらしゃいます
今回は、お子さん・お孫さんの
成長・緊張に打ち勝ち 頑張る姿や
試合を経験しての喜怒哀楽などを
間近でご覧いただき、励ましたり、
ほめたりのコミュニケーションを
その場で行っていただきたいという思いから、
保護者様の人数制限を設けず、
応援したい家族全員が会場の制限人数に
収まるように部門を細かく分けました
今回は、小規模な行事でしたが
極真会館のトップである田畑 繁 理事長と
宮崎県山下道場の山下師範が
来て下さいました
理事長のお話をお聞きになり
お分かりになったかと思います
我々極真会館は、
空手を通じて人間力を高めていく全国団体です
日々の稽古や試合などで様々な経験を積み
競技の強さではなく人としての強さを
求めていく団体なのです。
試合をして、泣いてしまった人
負けて悔しかった人
相手が怖くて委縮した人
緊張で練習したことを忘れてしまった人
イメージ通り勝てた人
勝ったけど、内容は納得いくものでなかった人
色んな事がありましたね
しかし皆さんは
そんな状況でも試合場に立って戦ったのです
泣いてしまっても、また次の試合に出た人もいます
途中で泣いたけど、声を出して向かっていった人もいます
その経験をした皆さんは
確実に人としての強さ人間力が上がりました
強い人は、試合で勝つ人ではありません
試合に挑戦し、
その後、挑戦前よりも良くなろうと
努力が出来る人です
最初からうまく行く事はありません。
そんな事に挑戦し、自分自身の足りない点に気付き
それを高めて再挑戦
この感覚こそ我々が目指す
人間力を高める感覚です
参加した皆さん
痛い、怖い、キツイ、寒い、緊張
たくさんツライ目に遭いましたね
しかし、みなさん今どうですか？
普通にしているでしょ？
そうなんです、みなさんは
あんなにツライ思いをしても
その後、普通になれる強い人なのです。
それは、日々の稽古で知らず知らずに
体が強くなっているからです。
日々の稽古を頑張れば大概の困難に
耐えられる強さが身に付きます
だから大丈夫なんです
日々の稽古、試合
それらをたくさん経験し
自分は大丈夫と
自分を信じられるようになってください
そしたら挑戦する機会が増え
貴重な経験をする機会が増え
人間力が高まっていきます
またみんなで一緒に稽古を頑張って
次の試合ではこの試合の自分より良くなった
事を実感しましょう
今年は皆さんと一緒に稽古できて幸せでした
来年も一緒に稽古をし、試合に挑戦しましょう
極真会館 熊本県 早田道場
早田 信
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（とは言え、どこにも早田道場の
表記はないですw）
