熊本の極真空手道場
極真会館 熊本県 早田道場のブログ
投稿者 早田 信
2019年11月21日
早田道場 稽古の鉄則
全体でやる稽古は、
その場にいる上級者が
必死についてこれるペースで行うです。
場合によっては、
初級と上級、大人と子供と
分けて稽古する事もありますが
基本・移動・ミット・スパー
全体で一緒に行う稽古は
大人の上級者が必死にくらいついてくる
ペースです。
理由は3つ
ひとつ目は、
上級者に物足りないと思われたら
上級者は流出します
上級者が他の道場へ興味を持ち出さないため
二つ目は、
上級者が必死でやる姿を初級者に見せる事で
稽古の本質を教えるです。
稽古は運動ではありません
上級だろうが、初級だろうが
その時 出来るいっぱいいっぱいの事をやる
という事を感じてもらいたいです。
三つ目は、
ついていけなくても
必死に喰らいついていく気持ちを
養わせたいです。
この訓練をしないと、
簡単に覚えられないと感じたら
すぐ諦める体質になります。
子供のうちのこの感覚が身についたら
その感覚のまま大人になります。
ムリだと思っても
必死でついていく事で
体力と集中力が向上し
気がついたら、
ついてこれるようになっているのです。
必死になる経験が、
将来の後輩を励ましたり
自分自身が困難に直面した時に
頑張ってやればできるという感覚に
なります。
早田道場の武道教育は
競技選手育成も行いますが
それが主ではなく
必死になる稽古環境で
これらの人格形成を主と考えます。
今日も皆んなで、武道家として
向上する稽古を頑張りました。
楽しかった~!